2006-07-05 12:00 am by 須坂新聞
須坂小学校と、こども21すざか未来大学常盤分校実行委員会は今年度、総合学習の縦割り講座の中で、テレビ信州(TSB)の出前授業を受けながらメディアリテラシー教育を進めている。2回目の先月15日は、同社独自の教材を使い、メディアアーティストを招いてニュース作りゲームに取り組んだ。
「ビデオで須坂を紹介しよう」がタイトルの同講座には、3年から6年まで20数人が参加した。10月まで計10回、メディアからの情報を見極める能力や、明確な情報を発信する送り手側の技法を学んでいく。
この日は5つの班に分かれ、実際に放映されたニュースの静止画カード数枚を組み合わせてナレーションを考えた。5年生の男子は「テレビって大変だなと思った。これからは毎日のニュースの見方も変わりそう」と話していた。
今後は班ごとに市内を取材してそれぞれ映像にまとめ、10月に校内で発表する。またテレビの番組内でも紹介される予定だ。
松本サリン事件疑惑報道の際、TSBは唯一「裏の取れないネタは報道しない」との方針を貫いた。これを機に同社は全国に先駆けてメディアリテラシー研究を開始し、現在は県内各地で出前授業を展開。小学校での授業は須坂小が初という。
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