2006-05-15 12:00 am by 須坂新聞
19日から24日まで埼玉県のインボイス西武ドームで開く「第8回国際バラとガーデニングショウ」(組織委員会主催、日本ばら会共催)に須坂園芸高校造園クラブ(福沢篤史クラブ長、約20人)が出品する。3年連続となる今回は「ベランダガーデン部門」に挑戦。造園業者などに混じっての参加だが、念願の上位入賞を目指して準備に力を入れている。
同部門は2メートル×3メートルの区画をベランダの庭に見立てて作品を制作。植物の品質、造園技術、デザインなどを審査する。3月に書類による一次審査を行い、通過、入賞した16団体が出品して上位を決める。
同校造園クラブの作品は「自然の温もり」がテーマ。土壁やハギで編んだひさし、クリーム色のレンガなど を用い、黄色を基調に温かさと落ち着いた空間を演出。柱には廃材、棚の土台には不要になった道具箱や薬品箱を利用するなど工夫する。
植物は、カイワレダイコンやブロッコリーなどの発芽野菜を容器で育てるスプラウトガーデンを設け、育てる楽しみを実感できるようにする。ほかにラベンダーやシャクヤク、ボタン、バラなどの寄せ植えを置いて華やかさを見せる。
クラブ員を代表して福沢君(3年、長野市)と飯泉勇太君(同、須坂市南原町)、小林司君(2年、長野市)が作業する。「最近注目されているスプラウトガーデンなども取り入れてアイデアと工夫でプロの業者に挑戦したい。多くの人に見て、楽しんでもらえれば」と意気込みを話している。
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