2006-04-28 02:16 pm by 須坂新聞
約半年間、リフォームキルト教室で学んだ女性たちが5月13日午後1時から、須坂市公民館3階で発表会を開く。着物からベストスーツやブラウス、ジャケットなどにリフォームした作品の数々を、制作者本人がモデルとなって披露する。
教室は昨年秋、須坂縫製社長の野平静子さんが「おしゃれで健康的な女性がもっと増えれば」とボランティアで開講。生徒は数人程度を予想していたが、女性たちの関心は高く、約40人が集まった。そこで急きょ3クラスを設け、須坂縫製担当者の土屋知明さんも指導に加わって週2回ずつの教室がスタートした。
自分で縫った洋服を着て出掛けて、友人に「すごくいいね」と褒められるのが嬉しいと言う市内の女性はすでに6着を仕上げたという。また、母の着物をブラウスに仕立て直した別の女性は「母が着ていたのを今でも覚えている。今度は私が違う形で着ることができてうれしい」と話す。
教室は縫製の技術やファッションの知識、アドバイスにまで及び、「先生が熱心に教えて下さるので、私たちも真剣。家に帰ってからも、とにかく縫うことが楽しくて寝るのを忘れてしまうほど」という。
野平さんは「女性は一日中、いつでもおしゃれを意識してほしい。それが明るく健康な生活につながるということを、このリフォーム教室を通じて伝えたかった。参加した人たちはこの半年で技術も上達し、とてもおしゃれになったことがうれしい」と話している。
なお、発表会は入場無料。野平さんは「関心のある方はぜひ見にいらしてください」と呼び掛けている。問い合わせは須坂縫製TEL245―5537(土屋さん)まで。
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