2006-04-16 07:00 am by 須坂新聞
須高地区の環境緑化を推進するNPO法人「すみれ」(中島賢理事長)がこのほど県から認証を受け、本格的に活動を開始した。
メンバーは須高地区の造園・造園設計業者、建築士、樹木医、苗木生産者、水管理業者、リサイクル業者ら約30人で、環境の保全を図る活動のNPOは須高では初。活動として▽須高の環境緑化を推進する啓発事業▽須高の環境緑化行政への協力▽災害や異常気象時の環境や緑化維持のための緊急対策▽造園技術及び知識向上を図る講習会などの開催▽造園技術及び知識向上を図る研究・調査▽苗木の生産・販売▽リサイクル事業などを掲げ、具体的に▽公園・街路樹の維持管理▽樹木の健康診断▽自然とのふれあい空間・自然との共生空間(里山・ビオトープ)づくり▽安心して利用できる緑豊かな公園管理を進めていくという。
同会は昭和50年代に発足した須坂市緑化協力会の趣旨を引き継ぎ、さらに地域に貢献できる事業をしようと立ち上げたもので、中島理事長(あかね苑社長=須坂市高梨町)は「自分たちが培ってきた技術や知識を生かして、ふるさと須高が花と緑と水にあふれる地域になるよう努めていきたい」と話している。
法人名のすみれは花の名前であると共に、す=須高、み=緑、れ=連携の頭文字から取ったもので、ロゴマークも作った。現在、一緒に活動してくれる仲間(正会員・一般会員・賛助会員)を募集している。問い合わせは同法人事務局TEL026-248-8722(はな・にこ・にこ)まで。
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