2006-04-10 12:00 am by 須坂新聞
須高行政事務組合と須高医師会が運営する須高休日緊急診療室が2日、県立須坂病院内に開設された。
診療日は日曜・祝日と年末年始。診療時間は午前9時〜正午と午後1時〜5時。内科・小児科を中心に緊急の初期医療を担う。医師会派遣の医師と2人の看護師が1階の救急外来に詰める。救急外来は3ブースあり、2つは通常の病院救急業務(二次医療)で内科・小児科系と外科系の医師が詰める。
休日緊急患者は南棟の時間外入り口から入り、1階総合受付の救急外来受付を通って問診・診察へ。初期・二次医療の連携による利便性や相互の医療技術向上、院内休日外来患者の混雑解消、利用のしやすさなどメリットを追求し、地域緊急医療の強化を目指す。
開設式で三木正夫須高行政事務組合長は「懸案だった休日緊急診療が院内に開設され、モデルケースとして初期・二次医療の連携が図れる」と述べた。山口英之須高医師会長は「三者で協議し基幹病院への開設に取り組んだ。内外へ発信し充実させたい」と述べた。
斉藤博須坂病院長は「4年越しの計画で実現した。利便性も含めて住民に医療提供できる。人的資源を含め医療資源の足りない時代。大事に育てたい」と述べた。
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