2006-04-09 12:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園の平成17年度の入園者が、昭和37年の開園以来2番目となる127,369人に達した。前年度に比べて72%の大幅な増加で、大盛況の1年だった。
テレビ番組など数多くのマスコミに取り上げられ全国的な知名度を誇るアカカンガルーの「ハッチ」の人気効果のほか、夜の動物園探検や飼育体験などの独自企画、須高ケーブルテレビとタイアップして園内の様子をインターネットで24時間ライブ中継する「デジタルアニマルパーク」など、さまざまな取り組みが活性化に結びついた。
同園の入園者は昭和56年度の147,359人をピークに減少、平成15年度は63,562人まで落ち込んだが、2年後には2倍を上回る驚異的な伸びに、動物園を管理する臥竜公園管理事務所では「さらに工夫を重ね、皆さんに満足していただける動物園作りに心掛けたい」と話している。
現在、臥竜公園では23日までの日程で「さくらまつり」を開催しており、一層にぎやかな新年度のスタートを切っている。同まつり期間中、動物園では動物のスポットガイドを毎日実施しているほか、土・日の開園時間を午後6時半まで延長、同園周辺の歩行者の安全確保のため、南口から看護専門学校東側臨時駐車場までの網トンネルを無料開放している。
入園料は一般200円、中学生以下70円、6歳未満無料。これまで市内の60歳以上は無料だったが、新年度から70歳以上に引き上げられた。
本紙には「イナバウアー」を見事にきめるハッチの写真(長野市三輪の武田巌さん 提供)を掲載。
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