2006-03-14 12:00 am by 須坂新聞
長野労働局は3日、県内の1月の有効求人倍率(パートを含む、季節調整値)を発表した。前月を0.04ポイント上回る1.20倍だった。須坂公共職業安定所管内は3カ月連続で上昇し、前月を0.04ポイント上回る0.97倍。1.06倍だった2001年3月に次ぐ水準となった。全国は1.03倍。
須坂安定所管内は、新規求人が前年同月比13.5%増の563人(パート192人)。産業別では前年同月比で「建設業」が53.3%増、「製造業」が48.8%増など。製造業の中でもプラスチック、金属製品、一般機械で高い伸びを示している。新規求職者は4.5%増の460人(パート131人)。45歳以上の中高年齢者の有効求人倍率は0.59倍。
同所では求人増加について「パソコンやデジタル家電、自動車などの好調が製造業の業績回復、求人増につながっているのでは。全体的にも堅調な推移で、最近では新卒者を含めた増員のための積極的な雇用の動きがある。中小企業からの求人も増加し、明るさが見え始めている」と分析している。
なお、県内14の公共職業安定所の有効求人倍率は13カ所で前年同月を上回った。最高が伊那所の1.52倍、次いで岡谷所の1.51倍、須坂所は13番目となっている。
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