須坂ニュース

2006-03-13 12:00 am by 須坂新聞

　須高行政事務組合（組合長・三木正夫市長）と須高医師会（山口英之会長）が開設する須高休日緊急診療所（立町）は、来月2日からは県立須坂病院内で休日緊急診療事業を行う。事業は組合・医師会・須坂病院の三者共働で実施する。医師会から医師、看護師を派遣し、救急外来（南棟1階）で内科・小児科を中心に緊急の初期医療を担う。
　新名称は「須高休日緊急診療室」。診療は日曜・祝日、年末年始の12月29日〜1月3日。時間は午前9時〜正午、午後1時〜5時。
　須坂病院内の救急外来は3ブースあり、一つを須高休日緊急診療室に。ほかは通常の須坂病院救急業務（二次医療）で内科・小児科系と外科系の医師が詰める。
　須高休日緊急診療所は昭和52年に開設されたが、患者要望の変化や老朽化、道路・駐車場問題等で平成14年に組合と医師会が連名で須坂病院内への須高休日緊急診療所の開設を県に陳情した。これまでに須高地区緊急医療体制について研究を重ね、さらに同地区休日診療体制検討会や須高医師会総会で詰めた。
　初期・二次医療の連携による利便性や相互の医療技術向上、院内休日外来患者の混雑解消、利用のしやすさなど地域緊急医療の強化につながる。

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