2005-12-06 12:00 am by 須坂新聞
須坂警察署(中澤利行署長)はこのほど、振り込め詐欺を未然に防いだ功労で、須坂市消防本部勤務の山本大八さん(南横町)と飲食店「駿河壱番」経営の豊田愛子さん(八幡町)に署長感謝状を贈った。
山本さんは防火診断のため市内の各家庭を巡回中で、今回の現場となった家の妻や、たまたま同家を訪れていた豊田さんと談笑していたところ、電話が鳴り、応対した妻の言葉から、二人は振り込め詐欺の疑いがあると察知した。内容は、夫が交通事故を起こし、負傷者の妻を流産させたとして、夫・警察官・弁護士を名乗る者が代わる代わる電話口に出て示談金500万円を要求したもの。
このため、妻が電話を受けている間に、山本さんが消防本部に、豊田さんが須坂警察署に事故発生の有無を問い合わせ、詐欺と分かった。さらに豊田さんが同家の夫の会社に電話して、勤務していることを確認した。
振り込め詐欺は▽オレオレ詐欺▽架空請求詐欺▽融資保証金詐欺に大別されるが、最近は架空請求詐欺が増加、須坂署にも多い時で一日3〜4件の相談があるという。
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