2005-11-08 12:00 am by 須坂新聞
市が村石町で運営する養護老人ホーム寿楽園は経営移譲により、来年4月から社会福祉法人睦会(中沢有寿理事長)が運営するが、現建物の老朽化に伴い、本郷町の高齢者総合福祉施設須坂やすらぎの園(大島順道総合施設長)隣接地へ移転改築が決まり、1日、現地で寿楽園改築工事の起工式が行われた。完成は来年10月1日。
清流子安道場の古川清道高野山真言宗教旨が斎主を務め、設計・監理のアルス設計、施工の岡谷組が地鎮祭を行った。続いて起工式が行われた。
発注者の中沢理事長は「新たな土地を求め、古川さんから農地をご提供いただき、市、議会、隣接区のご支援を賜り感謝と御礼を申し上げたい。誠心誠意の工事を希望します」とあいさつした。
来賓の三木市長は「市の経費削減とともにサービス向上も満たす全国モデル施設とご期待し、須坂が誇る同施設にお願いした」と述べた。
鉄筋コンクリート造り2階建て。カラー鉄板ぶき。延べ面積約3000平方メートル。入所定員50人。ショートステイ8人。養護老人ホームでは日本初の全室個室、6ユニット。1ユニットの構成は9個室とリビング室など。居室、事務室、医務室、談話室、厨房、食堂、一般浴室、特殊浴室、水洗トイレ、介護予防トレーニング室、訪問介護ステーション併設の予定。
総事業費は土地・建物・備品などで8億1500万円余。国県交付金2億3700万円余(見込み)。市補助金2億1000万円(同)。その他補助金2000万円(同)。現施設は入所50人。ショート4人。職員常勤15人。
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