議員定数削減の方向へ―須坂市議会

2005-10-15 12:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 議員定数等議会改革を検討している須坂市議会の各会派は、13日までに議員定数について考え方を示した。現状維持とする共産党を除いて定数削減の方向を示し、年内をめどに削減数について具体的な検討を始めた。 各会派は◇政和会(5人) 4減の20。常任委員会の構成は、議長を除き6人、6人、7人◇共産党(2人) 現状維持。地方自治法では30人を超えない範囲としている。議員1人当たり2,500人程度が平均水準になり、現在の須坂市は一人当たり2,250人、国の示した水準に近い◇高志会(3人) 18か19。議長を除き、常任委員会は各6人。
 ◇自由クラブ(3人) 18ないしは20。法律、財政等の専門的知識、幅広い知識をもつ人が望まれる時代。市民益を考えた場合、名誉や片手間という訳にはいかない◇市民21(4人) 一人当たりの報酬を上げ4減の20。生活できる報酬にし、若い人たちがもっと出られる活気のある議会に。議員報酬は現行報酬総額を22人で割った額。
 ◇新風会(3人) 2減の22。求められている機能がチェック機能だとすれば、委員会の審査が大事な部分。議長を除き常任委員会は各7人◇須坂フォーラム(4人) 20ないし19。財政的な面からも少数にして質の向上という市民の意見も多い―としている。
 12日の定数等改革検討委員会は、削減の方向で検討すべきとする意見が多かった。26から24にした前回の削減を検証すること、数の根拠はないが多くの市民に支持される方向で検討すべきとの意見もあった。

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