2005-09-20 12:00 am by 須坂新聞
日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会(小松裕会長)主催、須坂青年会議所(中條英幸理事長)主管の第36回長野ブロック協議会会員大会は10日、須坂アートパーク中庭や臥竜山公会堂などを会場に県内各地から約500人が参加して開かれ、分科会、災害協定調印式、メーンフォーラム、記念式典などが行われた。
今回の目玉は県内18の青年会議所による長野ブロック協議会災害協定の締結。県内外の災害に対して迅速な支援ができるように県内全会員1,243人の支援システムを構築したもので、各単会理事長らが調印=写真上、運用を開始した。
このシステムは、災害時には情報交換をインターネット上で行い、携帯電話からのアクセスも可能。また各単会や会員は自分自身が行える支援内容を事前登録し、災害時には被災地に支援協力を申し出ると共に、この登録を提出して、被災地のニーズに合った支援を行うというもの。被災地の最新情報も掲示し、会員間での共有を図る。
昨年同じ北陸信越地区で水害や台風が多発、県内の多くの会員が救済ボランティアに出向いた。その経験をもとに「被災地が求めているものを無駄なく供給したい」との思いから、今回の締結事業に取り組んだ。
一方、メーンフォーラムは「情熱〜すべてはここから始まる、おもしろき地域、すばらしき信州の未来へ」をテーマにシンポジウムを行い=写真下、須高を代表して、前小布施町長の唐沢彦三さん、小布施町文化観光協会長の平松幸明さんが出席、小布施のまちづくりを軸に意見交換した。
この中で、唐沢さんは「人と人の交流を深めることが産業の振興につながる。もう一度来てくれるまちづくりが必要。観光は地域が連携して互いが信じ合える企画を」、平松さんは「自分たちが楽しくなければ、お客さんも楽しくない。かつて小布施には人々が集まるサロン的なものがあったが、今は交流が少ない。小布施にはいろいろな人たちがいるので、いろいろな話し合いをしてネットワークを作り、楽しめるものをさがしていきたい」などと話した。
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