2005-09-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂市内の小学生22%、中学生39%が学習塾に通い、運動やけいこごとなどを合わせると6割以上が何らかの通塾をしていることが、今年度実施した市校長会の調査でわかった。この調査は毎年、市内15校の児童生徒を対象に、留守家庭調査と併せて行っているもので、現代の子どもたちの放課後事情を知る手掛かりになっている。
調査対象人数は5月1日現在、小学生が3225人(男子1620人、女子1605人)、中学生が1585人(男子834人、女子751人)。
学年別の通塾割合は表の通り。地域によって格差はあるものの、週5日制が完全実施された平成14年度以降、学力の低下を危ぐして学習塾に通う子の割合が増加するのではとの予想に反し、実際は小学生が学習塾に通う割合は13年度より3ポイント減少した。逆に高学年がバレーボールや野球、サッカーなどの運動に通う割合が14ポイント増加した。
高校受験などを控える中学生は、けいこごとや運動より学習塾に通う割合が増し、3年生になると44%が通っている。
また1週間の通塾日数は、小学生は1〜2日が最も多く児童全体(塾に通っていない児童も含む)の46%、3〜4日が15%、5〜7日は数%。一方、中学生も1〜2日が生徒全体の39%、3〜4日が8%、5〜7日も若干いた。複数を掛け持ちしていることも、この結果から分かる。
どこへも通っていない児童生徒はおよそ3人に1人。この数字を多いと見るか、少ないと見るか―。
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