福祉は災害対策につながる

2005-07-12 12:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市社会福祉協議会は30日、国庫補助事業で進める「ふれあいのまちづくり事業」の残り2年間の活動を行う「ふれあいのまちづくり推進会」の第1回会合を社協2階で開いた。推進員35人に吉池武社協会長から委嘱状が交付された。会長に佐藤要さん、副会長に宮前喜久子さんが就いた。市地域福祉活動計画と同一歩調で進めるため、住民の生活や福祉課題に取り組む四部会の活動など協議した。住民流福祉総合研究所木原孝久代表の助言も受けた。
 今年度始まった市地域福祉活動計画で、ふれまち推進会は助け合い推進会議へと移行が決まっている。残り2年間のうち今年度の活動について四部会で話し合った。
 助言で木原さんは「住民が主体的に助け合う須坂方式の地域福祉活動計画は市外へ広がりを見せている。災害対策に活用できないかと検討が始まっている。夢を掘り起こし、元気にするテーマはご近所ごとにある。要援護者や認知症の人を排除する社会から仲間に入れる社会へ転換するとき福祉は災害対策につながっていく」と四部会の活動にヒントを与えた。

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