2005-07-09 12:00 am by 須坂新聞
須坂クラシック美術館は5日、須坂保育園児が書いた短冊や、廃品を利用したカラフルな七夕飾りを同館入り口の長屋門に飾った。12日まで、入館者や道行く人たちの目を楽しませる。
庶民の文化を掘り起こし、観光客や地域の人たちに季節の風情を味わってもらおうと、同館が初めて企画した。この日は須坂保育園年長のひまわり組とすずらん組の園児30数人が、学芸員らと一緒に全園児百十四人分の願い事を、一つひとつていねいに飾り付けた。
「はやくおとなのはがはえますように」「おいしゃさんになりたい」「かぞくのみんながげんきでいられますように」など、短冊に書かれた内容はほほえましいものばかり。みんなの願い事がかなうようにと、七夕飾りの前でオカリナの音色に合わせて「たなばたさま」を歌った。
中村俊夫館長は「今回は第一弾で協力してもらった保育園も一園だけだが、来年からはさらに増やすなどして、いずれは通り全体が季節の観光名所になれば」と話していた。悪天候の場合、七夕飾りは館内に移される。
また、須坂保育園は4日にも森上小3年智組の児童と七夕まつりの飾り付けなどを楽しみ、異年齢の交流を深めた。
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