2005-07-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は17日、市内循環バス「ほほえみ」の利用者が10万人に達成したことを祝うセレモニーを市役所前で行った。市では10万人達成記念キャンペーンとして、7月4日から9日まで運賃を無料にする。
ほほえみは平成13年7月、高齢者らの交通手段の確保や市街地の活性化支援などを目的に、公共施設、医療機関、商店街などを経由した新しい市民の足として、長電バス(長野市)に委託して運行を開始、通算1162日目で10万人に達成した。1日平均の利用者数は13年度は75.4人だったが、16年度は91.1人、17年度(4・5月)は92.2人となっている。
今までに3回運行ルートの見直しを行い、現在は日曜・祭日と年末年始を除く毎日、日野保育園〜やすらぎの園(37停留所)を1日4往復。高齢者や障害者らにやさしい低床のノンステップバスで、運転手は当初から女性が担当、現在も6人でローテーションを組んでいるという。1回の運賃は中学生以上100円、小学生50円。
市では「今後もより一層愛され親しまれる安全な公共交通バスを目指します。記念キャンペーンでは、まだ、ほほえみに乗られたことのない市民の皆様にも、ぜひその良さを実感していただければ」と話している。写真は市役所職員から花束の贈呈を受ける運転手の井上美智子さんと達成記念式。
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