「助け合い推進センター」がバザー

2005-06-10 12:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市社協が昨年度策定した「市地域福祉活動計画」で活動拠点となる「すざか助け合い推進センター」が今年度、社協隣の春木町に整備され、活動資金の確保と活動拠点のアピールのため、29日、センターバザーを開いた。不要になった子供服や靴、かばんから一般衣料・小物・家具まで多数集まり、オール100円市やオークションで必要な人へ渡った。
 年をとっても、障害をもっても住み慣れた地域でごく当たり前に暮らし続けたい―。住民の福祉力を掘り起こす「助け合い起こし」が合言葉の同計画は、今年度から10年間を計画期間に住民流で壮大な計画に取り組む。センターの開設はその第一歩。室内は活動ショールームや、会合、イベントなどに活用する。
 バザーには冬物も多数集まり、数回開ける量。長いはしごを横に渡してハンガーをかけ、さまざまな衣類が並んだ。ハンガーは衣料品店やクリーニング店が無償提供で協力した。開始時刻前から大勢が詰めかける盛況ぶりだった。オークションでは「150円、300円…」と欲しい品の値段がつり上がっていった。
 助け合い起こし初年度は先ごろ、2回目の世話焼きサミットを行い、各地区で個人が支援する動きが集約された。支えるボランティアだけでなく、当事者本人2年間の活動の第1回会合が今月末開かれる。

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