2005-03-04 03:47 pm by いけいけすざか
須坂市内では、家庭や商店で雛人形を見ながら街を散策してもらうイベントが行われています。
このイベントは市内の美術館や商店などが中心になって、蔵の街の賑わいを取戻そうと3年前から行われています。
江戸時代から乾物問屋として栄えた旧家の小布施家では、140年前に作られた慶応雛など6セットを展示しています。
かつて製糸業で栄えた須坂市の歴史を伝える施設「まゆぐら」では繭を使ったユニークな「繭雛」の製作の実演が行なわれていて、今では少なくなった信州産の繭を6つ使って作る雛人形は素朴な質感と可愛らしさから人気があります。
それぞれの店舗が工夫を凝らして街全体でひな祭りを感じてもらおうというこのイベントは来月3日まで行われます。
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