【長野ガロンズ】ファイナルS優勝決定戦であと一歩及ばず2位

2024-03-30 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　バレーボールVリーグ3部（V3）男子は23、24日、さわやかアリーナ（静岡県）でレギュラーラウンド上位3チームによる順位決定戦のファイナルステージが行われた。須坂市に拠点を置く長野ガロンズ（3位）は初戦で大同特殊鋼レッドスター（2位）を3―2で下したが、優勝を懸けて激突したフラーゴラッド鹿児島（1位）には0―3で敗れ、2位となった。
　大同特殊鋼戦は、相手に第1セットを23―25、第2セットを22―25と連取されて追い込まれた。第3セットは序盤から川角、常田、福池の両サイド攻撃でプレッシャーをかけて主導権を握り、25―17で奪い返した。第4セットも序盤から流れをつかんでリード。川角、福池が攻守で活躍し、25―18で連取した。第5セットは互いに点を取り合う展開から抜け出し、15―11で制した。
　Ｆ鹿児島戦の第1セットは相手の猛攻に苦戦。序盤、思うようにリズムがつくれない中で最後まで粘ったが、22―25で落とした。第2セットは強気のサーブで相手の攻撃幅を限定し、優位な状況をつくった。しかし相手の攻撃力が上回り、ジュースにもつれた接戦を24―26で失った。第3セットは終始相手にゲームを支配され、18―25で敗れた。
　篠崎監督の話　（大同特殊鋼戦は）2セットを失った時点で次のセットに対する戦い方をイメージできたことが最終的な結果につながった。（鹿児島戦は）勝負にいったサーブが入らず我慢の展開となった。2セット目を取りきれなかったことが敗因。