【中学硬式野球】信越連盟秋季大会で須坂リトルシニア準優勝

2023-09-30 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　須坂リトルシニアが先ごろ、県内5球場で行われた日本リトルシニア中学硬式野球協会信越連盟の秋季大会で準優勝を果たした。3年生主体で挑んだ最後の大会で有終の美を飾った。
　須坂は8月に行われた東北信ブロック予選で高山に8―6で競り勝ち、信越大会の出場を決めた。9月に行われた信越大会は１回戦で柏崎を12―4、準々決勝で北安南を5―2で下し、4強に進出。
　準決勝は岡谷と対戦。初回、3番宮澤功哉君（3年）の適時打で1点を先制。直後に1点を奪われると、二回以降は緊迫した投手戦に。同点で迎えた最終回、先頭打者の4番山田剛輔君（同）がランニング本塁打を放って勝ち越し。先発した黒岩玖志君（同）、七回途中から継投した菊池蒼生君（同）が相手の反撃を許さず、2―1で勝利。飯山と対戦した決勝は序盤から主導権を握られ、1―6で敗れた。
　堀内暖心主将（同）は「（東北信ブロック予選の）高山戦で乱打戦を制し、チームに勢いがついた。3年間一緒にやってきた最高の仲間たちと最後に結果が残せてよかった」と笑顔で語った。堀内主将は須坂市野球場で行われた信越大会の開会式で選手宣誓の大役も務めた。
　町田祐作監督は「悔しい思いをしてきた3年生を中心に最後の最後で練習の成果を出してくれた。この経験を糧に残りの学校生活や受験を乗り越え、高校でも野球やそれぞれの道で頑張ってほしい」と話していた。