須坂市北部運動広場で24日、人工芝化等工事の完成を記念するキックオフイベント

2022-04-29 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市北部運動広場で24日、人工芝化等工事の完成を記念するキックオフイベントがあった。関係者17人が出席してセレモニーを行い、クレー(土)から一部を除き人工芝に生まれ変わった多目的広場の完成を祝った。セレモニー後のサッカー教室では、親子が人工芝の上をはつらつと動き回って汗を流した。
 市は、2019年10月の台風で福島スポーツ広場が被災したことを受け、自然災害の影響が少ない北部運動広場を人工芝の多目的広場として整備。工事費1億7,446万円をかけて改装した。
 敷設面積12,258平方メートル。サッカーコート1面(少年用2面)、フットサルコート2面を確保した。他に野球・ソフトボールのクレー内野部分(2,620平方メートル)も再整備した。
 セレモニーで三木正夫市長は「ウィズコロナ、アフターコロナ、災害復興のためにも人工芝のグラウンドは大切なものだと思っている。子どもからお年寄り、男性も女性も楽しめるような施設にしていきたい」と述べた。
 助成団体を代表して、来賓の日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「果樹園に囲まれた素晴らしい施設。果物と同じように素晴らしいスポーツ選手を育ててほしい」と期待を寄せた。
 人工芝の施設整備を要望していた市スポーツ協会の伝田明康会長は取材に「本当にありがたい」と感謝。今後の有効活用に向けて、市内の子どもたちに「人工芝の上でけがなく楽しんでもらえる機会をつくれたらいい」と話していた。
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 サッカー教室には市内の22組53人が参加した。AC長野パルセイロサッカースクールのコーチらの指導で親子が触れ合った。
 仁礼小4年の吉田彩乃さんは「人工芝は軟らかくて転んでもそんなに痛くなさそう。きれいなグラウンドができてうれしい」。父親の一洋さん(40)は「こういう所に立ったのは初めて。緑一面で気分が良いですね」とすがすがしかった。
 教室終了後は、一般にも開放した。相森中サッカー部の3年生6人は「人工芝は土のグラウンドよりもやりやすい。最高です」と声を弾ませていた。
 翌25日から供用を開始した。市文化スポーツ課によると、土、日曜はほぼ予約で埋まっている状況という。
 使用料は1時間当たりサッカーコートが一般用3,000円、少年用(1面)1,500円、フットサルコート(1面)500円、クレー部分2,000円。使用時間は午前5時〜午後7時。12月から翌年3月までの冬期間は使用できない。

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