2019-08-03 07:00 am by 須坂新聞
国道406号村石バイパス建設促進期成同盟会(会長・宮尾直栄村石町区長)の役員らは7月24日、県庁を訪れ、長谷川朋弘建設部長に「村石バイパス」の早期事業化に関する要望書を提出した。同盟会は去る6月に設立された。三木市長や中島義浩市会議長、地元選出の堀内孝人・小林君男両県議、荒井一彦市議らが同席した。
村石バイパスは、村石町区を通る国道406号の車道幅員が6m未満(最小4.2m)と狭く、交通量が多いことから、1,350m区間を迂回(うかい)するルートの建設について研究を重ね、先ごろ、建設促進期成同盟会が設立された。
宮尾会長は、平成29年6月に当時の建設部長に要望書を提出したことが契機となり、バイパス建設に向けた動きが急速に進んだ。長年の夢が現実味をおびてきていると実感している。バイパス懇話会を地元で立ち上げ、運動展開も熱をおび、期成同盟会の設立まで漕ぎ着けた。区民の悲願の「バイパス早期事業化」を積極的に推進していただきたい―と要望書に記し訴えた。
長谷川建設部長は「私も現地を見ているので理解している。期成同盟会が設立されたことも聞いている。県は今後次の段階に入っていく予定だ。何よりも地元の皆さんのご理解とご協力をお願いしたい」と回答した。
要望書提出に先立って、同盟会は7月19〜20日、国道406号の大町市から群馬県高崎市まで約200kmの現状を視察した。役員は「整備された所があったり、未整備があったりの現状を把握してから県庁を訪問した」と本紙に語った。
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