2019-08-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は、新しい博物館の構想「まるごと博物館」(市立博物館基本計画、昨年12月策定)を進めるため、笠鉾会館ドリームホール(横町)をリニューアルする。「設計・施工一括発注による業者提案方式」を採用。7月22日まで募集したが、申し込みがなかったため、参加資格等を変更して8月1日から23日まで再募集をする。
「機能分散型総合博物館」を構成する博物館分館とするため。公共施設等適正管理推進事業の転用事業(展示制作工事等)として実施する。民間の技術やアイデアを活用しコスト縮減や工期短縮、品質・機能向上を図る。
参加資格の、設計業務・工事監理・施工ができる2〜3者で構成する共同企業体に少なくとも1者が須坂市内に本店を有する―とした要件を緩和し、設計業務・工事監理・施工ができる2〜3者で構成する共同企業体または単独企業、とした。
建物(平成7年完成)は鉄筋コンクリート造3階建て。延べ床面積約1,200平方メートル。建築面積630平方メートル。
江戸時代の須坂藩関係や吉向焼、市内の祭り・伝統芸能の展示館にリニューアルする。
範囲は、3階展示室・会議室、2階ホール・ラウンジ・ギャラリー(映写設備含む)、1階エントランス・展示ロビー。なお、1階の笠鉾・屋台展示は含めないが、機能向上が図れる提案は含む。
展示ケース、グラフィックス、サイン等は床・壁面に固定。映像・情報コンテンツソフト等の制作は対象外。
期間は契約から2021年3月19日まで。設計料上限526万円▽工事費上限(監理含む)5,260万円。合計5,786万円。
「堀家の館町(陣屋町)や街道が交差する町の立地など歴史的町並みを踏まえた提案を期待したい」(市)。公募型プロポーザルの問い合わせは博物館☎026-245-0407。
2019-08-03 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy