消防功労で瑞宝双光章に〜吉田さん「臨機応変心掛け」40年

2019-05-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 政府は21日、第32回危険業務従事者叙勲を発表した。須高地区では元京都市消防司令長の吉田博司さん(69、須坂市豊丘町)が消防功労で瑞宝双光章を受章した。長野県在住者は50人、全国では3,642人が受章した。
 吉田さんは昭和43年に京都市消防署に入署。救急係長、警防担当課長などを歴任。勤続40年。
 救急係長当時は高齢者の転倒や入浴中の死亡を防止するため、医師と連携して情報発信などに努め大きな成果を得た。「未然防止に力を入れてきた。火事や事故はそれぞれ内容が違うので臨機応変を心掛けてきた。受章は驚きであり、皆さんの支えがあってこそ」と感謝していた。
 4年前に須坂市に転居。市地域おこし協力隊を3年務め、昨年4月から、旧市豊丘保育園舎を活用してカフェをオープン。妻の志津子さんと切り盛りしている。「憧れだった信州の地で心温かな皆様と暮らせて幸せ。少しでも地域のお役に立ちたい」と話す。

2019-05-25 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。