【須坂市議選告示まで1週間】初の無投票か〜立候補予定者まだ定数満たず

2019-01-19 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 任期満了に伴う須坂市議会議員選挙(27日告示、2月3日投開票)の告示まで1週間余りに迫った。17日現在、新たな名乗りや表立った動きは聞こえてこない。本紙のこれまでの取材に対して、新人2人、現職17人が立候補の意向を示している。定数20に達しておらず、市議選初の無投票が現実味を帯びてきた。
 市役所で行われた15日の出納責任者会議、16、17日の立候補届け出書類事前審査とも、7日の立候補手続き説明会と同じ20派が出席した。
 そのうち1派は立候補予定者未定のまま。出席した男性は「候補者にふさわしい人に声をかけて、考えてもらっているところ。何とか候補者を送り出したいと思っている」と話した。
 立候補予定者は男性17人、女性2人。無所属15人、共産党2人、社民党、公明党が各1人。50代2人、60代15人、70代2人。
 これまで本紙の取材に立候補を表明した新人はわずか2人。各地で擁立を探る動きはあったが、具体化しなかった。若者や女性候補を求める声は根強い。
 須坂市は人口が5万人を割り、少子高齢化が進むと共に、財政は厳しい状況にある。それらへの対応や産業振興、まちづくりなど課題は多い。
 市民からは「選挙戦で各候補者の訴えを聞き、みんなで市の課題や将来を考えるべき。無投票だと候補者も民意を聞く機会を逃し、議会も市政も活性化しない」などの声が聞かれる。

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