2018-12-15 07:00 am by 須坂新聞
須坂、須坂東、須坂創成3高校の美術部員が、楠わいなりー(須坂市亀倉町)のクリスマス用商品のワインラベルをデザインした。6日は各校の1、2年生部員10人が瓶にラベルを貼り付ける作業に励み、ワインにとってのラベルの重要性も学んだ。
ラベルは各校2種類(赤、白ワイン)ずつの計6種類。生徒が手描きしたデザインをデジタル化させて仕上げた。どのラベルも雰囲気が異なり、それぞれの持ち味が生かされている。
東1年の小山千誉さんは、ラベル全体にサンタクロースの顔を大胆に描いたデザインを考案。「赤い帽子や服と白いひげがよく分かるようにしたかった」。瓶に貼ったときの丸みも計算に入れ「ボトルに貼ってサンタになった。狙い通り」と納得していた。
創成2年の長岡優里亜さんは、昨年に続いて2作目。雪の降る夜をイメージして、クリスマスツリーの代わりに飾り付けをしたワイングラスやプレゼント箱で彩った。「自分が描いたラベルのワインが販売されるのは感動。貴重な体験ができた」と振り返った。
須坂2年の山田彩乃さんのラベルは、モノクロを基調としたデザインが特徴。窓越しから見えるワインで乾杯する夫婦の姿を描いた。ゴシック建築の教会を参考に想像を膨らませたといい「一番のこだわりは窓枠。かなり頑張ったので自信作」と話していた。
ラベルのデザインは2014年から、創成の前身須坂商業が始めた取り組み。昨年からは市内3校が連携している。
ワインは税込みで赤が2,100円、白が1,500円。年内まで販売する。問い合わせは楠わいなりー☎026-214-8568へ。
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