2018-09-15 07:00 am by 須坂新聞
須坂市農業委員会は11日、先日の台風21号の影響による農業被害に対して、被災農家への復旧支援などを求める要望書を、三木正夫市長に提出した。
市農林課によると台風の暴風などにより、市内ではリンゴやナシの落果、傷、果樹の倒木など約1億3,150万円(速報値)の農業被害があったという。
要望書では市に対して▽関係機関への農業共済金の早期支払いの要望▽資金借り入れの利子補給▽今後の台風被害軽減のため早生種などへの品目・品種改植などの苗木購入助成▽農業所得などに関わる市税の減免措置―など5項目を求めた。
市役所を訪れて三木市長に要望書を手渡した神林利彦会長は「今年は小雨、猛暑で農作物への影響を心配していたところに、台風被害を受けた。リンゴなど収穫直前だったので農家は落胆している」と話した。
三木市長は、予算措置が必要な要望に対しては開会中の9月市議会に追加提案すると共に、減免措置なども法令に沿って実施する考えを示した。「果樹産地を守るため、農業委員会やJAと共に、迅速に対応したい」と答えた。
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