2018-09-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂創成高校商業科ビジネスプランニングコースの2年生(20人)は8月28日、同校で豆腐作り実習の特別授業を行った。昨年度から連携している豆腐製造・販売の三和豆水庵(さんわとうすいあん、茨城県)を講師に招き、充填(じゅうてん)豆腐の作り方などを学習。今後の商品開発に向けて、アイデアを練るためのヒントにする。
同コースでは昨年度、2年生(現3年生)が同社と共同で抹茶風味の豆腐と小豆のソースが層になったプリンタイプの商品を開発(ことし3月発売)。本年度は第2弾の取り組みとして、新たな商品化を目指し、豆腐作りの実習を試みた。
実習は、同社の田中秀一(ひでかず)専務(54)ら3人が指導した。生徒たちはグループごとに大豆から豆乳を作ったり、豆乳にバナナのペーストを混ぜた豆腐作りなどを体験。豆乳に凝固剤(にがり)を混ぜて作った出来たての豆腐も味わい、豆乳の量によって味わいに違いが出ることなども実感した。
初めて豆腐作りをしたという山田晴花さんは「豆腐作りの大変さが分かったので、手軽にスイーツ豆腐などにできるようなアイデアを考えたい」。生徒たちは実習後、早速商品のアイデアを考える授業に励んだ。
同社の田中専務は「商品化できるようないいアイデアが出てくることを期待している」と話していた。
同コースでは今後、10月に開く学校行事「創成マーケット」で商品の試作販売を目指していく考え。
この日は、農業科食品科学科食品製造コースの2年生(21人)も同様の実習を行った。
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