2018-08-04 07:00 am by 須坂新聞
八幡墨坂神社(須坂市八幡町、山岸孝爾=こうじ=宮司、金沢芳夫氏子総代会長)は7月31日、今年前半の平穏に感謝し、後半の健康を祈る祭事、夏越大祓(なごしのおおはらえ)で「茅(ち)の輪」をくぐり、災厄をはらった。身も心も清らかになった総代や氏子崇敬者らは拝殿前で参拝した。70代の男女は取材に「健康が一番」「長生きを願った」「1年の安全となついている愛犬の健康を合わせて」と思いを語った。
茅の輪は30日朝、氏子総代らがカヤ(チガヤ・ススキ・スゲなどの総称)を直径約2.5mに巻いて作った。
30日夜には、秋の実りの風よけと生活上の安全を祈る風祭(風鎮めの祭事)をした。
大祓は、災いをはらい、福を招き入れ、前向きな力を手に入れる行事。心身が疲れ、気力が衰える夏は、病気がはやる時期とされ、健康保持に茅の輪神事が古来から行われてきた。手水舎(ちょうずしゃ)の右側(入り口側)に設けられた祓戸(はらえど)と呼ばれる場所に氏子区域6町の氏子総代ら役員がそろい、宮司が大祓詞(ことば)を唱えた。人の形をした白紙に、身に付いたけがれを移してはらった。
近隣住民や地元須坂保育園(竹内由美子園長)の4・5歳児45人も茅の輪をくぐった。
祭事後、八幡公園に先ごろ設置された幼児向け「スプリング遊具木馬」の安全祈願をした。
平成29年2月の市と神社との懇談会で幼児がより遊べる公園づくりが提案され、市が同30年3月24日に設置した。対象は3〜6歳。
堀内孝雄前氏子総代会長は設置時の取材に「大勢遊びに来て活用して」と願った。同公園の遊具は、鉄棒、滑り台、ベンチ兼健康遊具に続いて4点目。
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