2018-08-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂市や須坂商工会議所などで組織する信州須坂フルーツエール推進協議会はこのほど、須坂産果実(果汁)を使ったフルーツ発泡酒「信州須坂フルーツエール」の新商品を開発し、販売を開始した。「りんご(ふじ)ドライ辛口」「りんご(ふじ)&カシス ミックス」と、須坂市内限定のリンゴ「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」の5種類。飲食店や小売店で取り扱っている。
同協議会は昨年10月に、須坂産リンゴ(ふじ)を使った初めての商品を発売。果汁30%、アルコール度数3%だが、ドライ辛口は果汁20%、アルコール度数5%とし、男性などのビール好きをターゲットにした。
りんご&カシスは、市内豊丘地区で栽培したカシスを使用。カシスの酸味がアクセントになっているという。果汁30%、アルコール度数3%。
事務局の市産業連携開発課によると、カシスは鳥獣被害を受けにくいことから、今後、遊休農地解消なども兼ねて、市内での栽培拡大を図りたい考え。
秋映、シナノスイート、シナノゴールドはそれぞれ240本限定発売。5種類とも麦芽使用率50%以上、内容量330ml。値段はりんご&カシスが590円、それ以外は550円。
同協議会長の中沢正直副市長は「新商品の投入でさらなる事業展開を図り、より多くの方に飲んでもらえるようにしたい」と話している。
フルーツエールは、同協議会が飲食店経営などのクルークダイニング(安曇野市)に委託して、豊丘町の醸造所で製造している。現在、市内外の92店舗で提供、販売している。今後、ブドウやモモを使った商品の開発も目指す。
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