2018-07-21 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は18日、民間の資金や経営ノウハウを活用したPFI方式で整備運営する、新たな学校給食センターの落札業者を決定したと発表した。ジーエスエフ(東京都)を代表とする企業グループ。落札額は46億4,113万8,000円。8月中に仮契約を結び、本契約を結ぶ議案を9月市議会に上程する。事業(契約)期間はことし9月から2035年7月末までの予定。2020年度2学期からの運用開始を見込んでいる。
事業者選定は一般競争入札(総合評価落札方式)で行った。2つの企業グループが応札し、ジーエスエフが代表のグループの総合評価点が、もう一方のグループを上回った。予定価格は48億1,056万円だった。
ジーエスエフのグループは須坂土建工業、北野建設など9社で構成する。ジーエスエフは、東京や神奈川などで、PFI方式を含めて、学校給食センターの整備や運営に携わるグリーンハウス(東京都)のグループ会社。
今後、市内に特別目的会社を設けて、自ら資金調達して給食センターを設計・建設し、その後15年間、運営、維持管理する。施設は市が所有し、整備運営の事業費は分割で特別目的会社に支払う。
給食センターの建設地は仁礼町栃倉の県道長野須坂インター線沿い。敷地面積約8,270平方メートル。市学校教育課によると提案では、施設は鉄骨一部2階建て、延べ床面積約3,000平方メートル。小中学校の給食1日約4,500食の調理能力を備える。1階は主に各種調理室など、2階は会議室や休憩室など。子どもたちの食育などで、2階通路から1階の調理の様子を見学できるようにする。
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