2018-07-14 07:00 am by 須坂新聞
酪農・産業機械を製造販売するオリオン機械(須坂市幸高町)の経営者太田哲郎さんと同社が3,000万円を拠出して7月2日、一般財団法人「太田・オリオン財団」を設立した。県内で学び、ものづくりに貢献する理工学系学生のうち、学術優秀・品行方正で経済的理由により学業継続が困難な者を対象に月額3万円(予定)の奨学金を無償給付していく。
財団は、社会に有用な人材や地域の発展に貢献する人材の育成を図り、学校・研究機関等に在籍する研究者・研究団体への助成を行うことを目的とする。
対象は大学生・大学院生や高専、専修学校のものづくりに貢献する理工学系学生(高校生を除く)。9月3日から募集(30人程度)を始める計画。応募は学校を通じて(学校推薦が要件)。給付に際し、同社への入社の付帯義務はない。他制度の併給も可。
また、来年度以降として、高校等で学ぶ学生が使用する学習資料や機材等の寄付▽学校・研究機関等に在籍する研究者・研究団体への助成―を計画している。
評議員は社外経営者や社内取締役ら6人。理事は村長・副市長経験者ら6人。監事は2人。選考委員は大学・高専関係者や会社経営者ら有識者5人。
事務局はオリオン機械内に。近く財団ホームページを開設して募集方法など発表する。事務局は県内の主な対象校を訪問して応募を呼び掛ける計画だ。
2018-07-14 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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