2017-12-23 07:00 am by 須坂新聞
JFC須坂サッカースクールOBでJリーグ1部(J1)のサガン鳥栖でプレーする高橋義希選手(32、須坂市亀倉町出身)が、17日に長野市のホクト文化ホールで行われた高円宮杯北信U-15(15歳以下)ユースサッカーリーグの閉会式で講演した。自身の経験を基に、サッカーができることへの感謝を忘れないことや、目標に向かって努力し続けることの大切さなどを呼びかけた。
講演はヴァンフォーレ甲府の橋爪勇樹選手(27、上田市出身)とともに、司会者とのトーク形式で行われた。
高橋選手は学生時代を「周りの誰よりも確実に練習をした。夢に向かって本気で努力した」と振り返った。
中学時代はクラブチームのJFC須坂ヴェンセールでプレーしていたが、週数回の「練習以外の時間をどう使うかが大事だと思っていた」とし、通っていた東中の教諭に頼んで学校の部活動でも練習をしていたという。
松商学園に進学した高校時代は教諭や仲間に声をかけ、それまで無かった朝練習を始めたり、放課後の練習が終わった後も、誰よりも遅くまでボールを蹴ったと話した。
会場の中学生には、「技術よりも、サッカーが好きという気持ちが一番大事」と助言。「その思いがあれば誰にも負けたくないという気持ちになる。とにかくボールを蹴ることや、目標に向かってやり続けることが大事」と呼びかけた。
最後に「この中からJリーガーが出てほしい」と期待。「この中から出た選手と対戦したり、チームメートになることもできると思う。それを楽しみにこれからも頑張っていきたい」と述べた。
北信U-15リーグの閉会式では毎年、現役や元Jリーガーの講演会を開いている。過去にはセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手や、元浦和レッズで日本代表でも活躍した福田正博さんなどを招いた。
2017-12-23 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy