2017-12-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂市北横町の須高ケーブルテレビ(STV、丸山康照社長)が取り組む台湾向けのプロモーション事業の一環で、同社や高山村などの関係者20人が11月24、25日、台湾を訪れた。初日に、日本と台湾の大学生が高山村をテーマに制作した観光ポスターやワインラベルの説明を聞き、翌日は、台北市で誘客イベントを開いて北信濃の魅力を発信した。
総務省の「放送コンテンツ海外展開助成事業」として実施。「ワイン」と「アート」をキーワードに2本の番組を制作し、現地で放送することなどで誘客を図る狙いだ。
学生によるポスターなどの制作は、番組の一つ「芸術ガールがつなぐ日台交流〜信州高山村」の企画。同社や高山村と産学官連携を続けている女子美術大(東京)の4人と、国立台湾芸術大の3人が、それぞれの専門分野を生かした表現で計16作品を制作した。
共同制作したワインラベルは、1人1本ずつデザインを考案。独立したデザインとしてだけでなく、7本を横に並べると山の稜線がつながるアイデアを盛り込んだ。
また、台北駅構内で開いた誘客イベントでは、高山村産ワインの試飲やパンフレット配布などでPR。学生たちの作品も展示した。
同社担当の岩下正志さん(36)は「企画を通して台湾人の目線で高山村を表現してもらい現地でPRできたのは新しい手法になったのではないか。実際に台湾芸大の学生が高山村に足を運ぶきっかけもつくれた」と話していた。
なお、番組「芸術ガールが―」は12月24日に台湾の地上波放送局で放送予定。既に10月15日には、高山村や須坂市、飯綱町のワインなどの魅力を紹介する番組「世界が注目する北信濃ワインの旅」を放送した。
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