2017-11-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市仁礼町の日帰り温泉施設、市ふれあい健康センター「湯っ蔵んど」がオープン20周年を迎え、30日、同館で記念式典が開かれた。関係者約20人が出席して節目を祝うと共に、来館者に餅が振る舞われた。
記念式典で、同館を運営する指定管理者・蔵のさと温泉共同企業体の熊原勝代表(日本レクシー社長)は「市のまちづくりや、活性化に貢献できるように取り組んできた。新たなスタートの気持ちでより良い施設になるようにしたい」とあいさつした。
本紙の取材に、今後は、施設のリニューアルなどによる、子育て世代の利用促進などにも力を入れる考えを示した。
施設所有者の須坂市の中沢正直副市長は「市民や近隣市町村の人たちから親しまれる施設となっている。湯っ蔵んどを核に、より活気あふれる元気な須坂市になれば」と期待した。田の神町の南澤汎山さんと妻雅尚さんが、尺八と箏の演奏で花を添えた。
湯っ蔵んどは市が総事業費約34億6,500万円をかけて整備し、1997(平成9)年にオープンした。施設は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約5,500平方メートル。各種風呂や大広間、食堂、カフェ、ベーカリー、特産品販売コーナーなどを備えている。
2006年3月まで第三セクター・須坂健康福祉ランドが運営。同年4月から指定管理者制度に移行し、09年3月まで須坂健康福祉ランド、同年4月以降は蔵のさと温泉共同企業体が運営している。
これまでの延べ入館者数は約632万人。最近5年間は年間30万人前後で推移している。
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