農業小豊丘校で郷土料理の授業「ケールのスムージー」お味はいかが?

2017-09-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市教育委員会が運営する「信州すざか農業小学校豊丘校」でこのほど、郷土料理を学ぶ授業が行われ、同校で栽培したケールを使ったスムージーを約40人の親子らが味わった。
 ケールはキャベツの原種に近い地中海原産の野菜。栄養価が高く青汁の原料として愛用され、野菜の王様とも呼ばれて国内でも盛んに作られている。
 豊丘地区でも数年前から栽培農家が増え、今回は市川与四郎さん(豊丘町)から苗の提供を受けて、同校児童が育てたケールを材料にした。
 講師は峰の原高原でペンション「時空(そら)の杜」を経営する中澤王久東(おくと)さんが務めた。中澤さんは市川さんから購入したケールで作ったスムージーを朝食に提供している。ミキサーでスムージーを作りながら「ケールはそのままだと苦いが、リンゴやキウイフルーツ、パイナップルなどを加えると甘くて飲みやすくなる」と説明した。
 試飲した須坂市大谷町の須山泰輔さん、奈美さん夫妻は「少し青臭いがフルーツを入れるとおいしい。健康に良さそう」、子の鈴蘭(れいら)さん(日滝小3年)も「とても甘く、毎日飲んでも大丈夫」と喜んでいた。
 小林道男校長(豊丘上町)は「健康食として須坂市が振興しているスムージーと、豊丘地区が特産を目指すケールのコラボで新たな食文化に育て、子どもたちに伝えていきたい。それが地域の活性化につながればうれしい。今日は皆さんに親しんでもらえて良かった」と話している。

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