2017-08-26 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は10日、市議会全員協議会で須坂温泉の事業賃貸について説明した。市が須坂温泉から返済してもらう貸付金(残り約1億9,400万円)について、計画をこれまでの年額約1,600万円から、平成32年度以降は年額約400万円に減額する方針を示した。返済期間が大幅に延びて約50年かかることから、議員から疑問視する意見が相次いだ。
市は須坂温泉に資力がないため筆頭株主として施設修繕費を補助する考えだったが、6月市議会で認められなかった。そのため、1件50万円以上の施設修繕費は須坂温泉が負担することになったことから、支援策として年間返済額を減額することに。
中沢正直副市長は「須坂温泉を存続させ、貸付金を返済してもらうためにはやむを得ない」と説明した。
石合敬議員は「50年の間には施設の建て替えも必要になる。返済計画はその点も考慮しているのか。須坂温泉を存続させて貸付金を返済してもらうためにその何倍もの補助金が投入されるのであれば心配」と懸念した。
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