【須坂市】可燃ごみ1人年間203kg〜生ごみの減量が課題

2017-06-24 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の平成28年度の市民1人当たりの可燃ごみ排出量は年間203.6kgで、前年比3.3kg減となった。
市は27年度に策定した市一般廃棄物処理基本計画で、32年度までに年間197kgとする数値目標を掲げている。そのため市では、家庭から排出される可燃ごみの5割以上を占めている生ごみの減量に力を入れている。その一環として、25年度から「生ごみ出しません袋」を配布するなどして、市民の取り組みを支援している。
 生ごみ出しません袋は、生ごみ以外の可燃ごみ専用の袋。生ごみの堆肥化など自家処理する世帯に無償配布して、生ごみを出さない家庭を増やし、減量と処理経費の削減につなげる狙い。
 25年度は677世帯に計24,930袋を配布。28年度は506世帯に計28,250枚だった。配布枚数は増加した一方で、世帯数は伸び悩んでいる。
 市は生ごみ減量策として、ほかに、生ごみ堆肥化容器(コンポストなど)や電動生ごみ処理機の購入などに対して補助している。
 市生活環境課は「生ごみ出しません袋などで、新たに自家処理を始める家庭もある。家庭によって生活環境など事情があると思うが、可能な形で協力してもらい、ごみの減量をさらに進めたい」としている。生ごみ出しません袋などの問い合わせは市生活環境課☎026-248-9019へ。

2017-06-24 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。