「ブタオザル」って?〜須坂市動物園に仲間入り

2017-06-17 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市動物園にこのほど、「ブタオザル」2頭が仲間入りした。尻尾がブタの尻尾に似ているのが特徴。県健康福祉部食品・生活衛生課によると、県内の動物園での公開は現在、同園のみという。
 仲間入りしたのは、オスの「ミナ」(推定22歳)とメスの「ストロベリー」(12歳)。5月30日、日本モンキーセンター(愛知県)からやって来た。同園でのブタオザルの飼育は初めてという。
 ブタオザルは、東南アジアに広く生息しているオナガザル科のサル。短くて毛が少ない尻尾がブタの尻尾に似ていることから名付けられた。ニホンザルに比べて手足が長い。「ココナッツモンキー」などとも呼ばれている。
 担当飼育員の小林功さん(45)によると、ミナは体長約50〜60cm、ストロベリーは約40〜50cm。新しい環境にも落ち着いた様子を見せ、適応しようとしているという。
 同園には、ブタオザルと同様に尻尾の特徴が名前の由来になっているワオキツネザルや、ブタもいることから「尻尾を見て比較してほしい。今後はガイドもやっていきたい」と話している。

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