【須坂病院】東棟(新棟)7月1日稼働〜産科医着任でお産再開へ

2017-04-08 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県立須坂病院の寺田克(まさる)院長は6日、平成29年度最初の月例全体朝礼で職員に訓示した。建築中の新棟の名称をこのほど「東棟」と決め、稼働を7月1日とし、同日に内覧会を開く。併せて、新病院名「県立信州医療センター」を使い始める。10月半ばまでに既存棟を改修し、一部部門を移設。新たに「感染症疾患センター」を設置する。10月21日にグランドオープン・記念式典を計画する、とした。
 東棟は鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積約1,350平方メートル。内視鏡センター、健康管理センターを2階、3階に設置。1階には地域医療福祉連携室と外来化学療法室を移設、新設する。
 病院名の変更は、充実を図る診療・教育・研究機能や基盤強化に合わせ、県立病院機構の中核病院としての位置付けと感染症など政策医療を担う病院の立場を明確にするため。
 院長は「一丸となって息を吹き込む作業をしてほしい。病院は多くの職種職能を持った職員で構成される。さらなる発展のためには技術や知識をそれぞれの立場で十分生かし高められるよう相互理解を深め、生き生き仕事ができる環境づくりに皆で取り組む必要がある」と強調した。
 地方独立行政法人へ移行8年目。正職員は1日現在、医師46人、看護部258人、医療技術部77人、事務部34人、合計415人。前年同期比5人増。
 産婦人科医は4人体制。産科担当3人(うち1人は非常勤)、婦人科担当1人。休職1人。分娩受け入れは6月出産予定の人から。

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