2017-04-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は30日、市内の社会福祉法人2団体と、災害時に体の不自由な人などを、運営する施設に受け入れて、福祉避難所として使用する協定を結んだ。関係者が出席して市役所で締結式を行った。
2団体は、総合福祉施設須坂やすらぎの園(本郷町)を運営する社会福祉法人睦会と、グリーンアルム複合施設(仁礼町)を運営する社会福祉法人グリーンアルム福祉会。
福祉避難所は、一般の避難所での生活が困難な人(要配慮者)を受け入れて、施設職員を中心に市職員やボランティアなどが援助する。開設期間は基本的には災害発生日から7日間以内で、状況によって延長も。市地域防災計画などで指定が位置づけられていて、法人などの協力を得て市が開設、運営する。
睦会の大島順道統括施設長は「市民の安全安心の場として、災害時には率先して提供したい」。グリーンアルム福祉会の町田滋理事長は「職員にも福祉避難所の意義を伝え、必要性が生じた場合は、しっかりとその任に当たりたい」と話した。
三木正夫市長は「災害時には重要な施設。市としても市民の安全安心のために努力したい」とあいさつした。
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