長野ガロンズ〜初参戦の今季成績は?

2017-03-04 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon バレーボールVリーグ男子のチャレンジリーグ?(3部相当)は2月25、26日、千葉県のJFE体育館などで最終週8試合が行われた。須坂市を拠点とする「長野GaRons(ガロンズ)」は奈良NBKドリーマーズ、きんでんトリニティーブリッツ(大阪府)をともにフルセットの末3-2で破った。通算12勝9敗。勝ち点を31とし、準加盟チームとして初参戦したシーズンを4位で終えた。
 個人では藤井啓太選手が総得点402点で得点王(最多得点)に輝いた。
 25日の奈良戦は序盤からブロックポイントなどで勢いに乗り第1セットを先取したが、第2、第3セットを連続で落とした。後がない第4セットは中盤に高野、清水選手らの攻撃から流れをつかんで奪い返すと、最終セットは藤井選手の攻撃で突き放し、試合を決めた。北沢監督は「相手の粘り強い守備に連続得点ができず苦しい試合だったが、途中交代したメンバーの活躍もあり、勝つことができた」と振り返った。
 今季最終戦の26日はこれまで2連敗を喫しているきんでんと対戦。第2セットは一進一退の攻防から藤井選手のスパイクなどでリードを広げ奪い返したが、第3セットは3連続得点を許すなどして落とした。
 後がない第4セットは清水、藤井選手の攻撃などで得点を重ねて奪い、フルセットへ突入。最終セットは土倉選手のサービスエースを切っ掛けに渡辺、松橋選手の攻撃が決まるなど4連続得点でリードを広げた。終盤に13-13の同点に追い付かれたが、最後は清水選手のサービスエースで激戦を制した。
 北沢監督は「今季最終戦にチーム一丸となって挑み、一つ一つのプレーを大事に、諦めないガロンズのバレーで勝利することができた。たくさんの方々に支えられてリーグ戦を戦い抜くことができた。今季の経験を来季につなげていきたい」と話していた。
 なお、4、5日に大阪府で行われるチャレンジリーグ?(2部相当)との入れ替え戦には、東京ヴェルディときんでんが出場する。それぞれチャレンジ?の8、7位チームと昇格を懸けて戦う。

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