東京で「ふるさと信州須坂のつどい」

2017-02-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は18日、市在住者、市出身者、須坂に縁のある人たちが一堂に会する懇談会「ふるさと信州須坂のつどい」を東京都内のホテルで開いた。須坂の現状を知ってもらい、ふるさとへの提言や交流を通じて郷土愛を一層深めてもらおうと、今回で7回目の開催。在京者は関東各地から約40人、須坂市からも約40人が参加した。
 冒頭、三木正夫市長と須坂市名誉市民の遠藤守信信州大学特別特任教授が「須坂には素晴らしい魅力やお宝がたくさんあります。多くの皆さんに紹介していただき、ふるさと須坂を応援して」と呼び掛け、須坂商工会議所の神林章会頭が商工業の現状、ながの農業協同組合の神林清治須高地区担当副組合長が農業の現状を報告した。
 在京者では東京経済大経営学部教授で日本ナレッジ・マネジメント学会理事・知の創造研究部会長などを務める植木英雄さん(69、小島町出身)と、「とべ!ブータのバレエ団」で講談社FS創作絵本グランプリを受賞した絵本作家の小林美紀さん(43、東横町出身)があいさつした。
 植木さんは「高校時代はバドミントンに熱中。大学時代の米国留学が転機となり、この道に進みました。3月に定年退職しますが、ここが再スタート、地方創生大学院大学校を作り、グローバルとローカルをミックスしたグローカルな人材を育成したいと思っています。須坂とも連携を図っていきたい」。
 小林さんは「高校まで須坂で過ごし、たくさんの思い出があります。絵を描くのが好きな子どもだったので、臥竜公園の写生大会が楽しみでした。何の賞なのか、須坂新聞をドキドキして開いたものです。このような経験や、地域の方々の温かさに触れて育ったことにとても感謝しています」と話した。
 会場には須坂産の日本酒やワインなど、料理には須坂産のやしょうまやおやきなども用意され、和やかな歓談が繰り広げられた。
 また、大型スクリーンには須坂の紹介映像が流され、出席者に特産品をプレゼントするお楽しみ抽選会も行われた。フィナーレでは「須坂市民歌」を大合唱、オール須坂の一体感に包まれた。
 主催した市政策推進課は「今年もさまざまな交流が生まれ、須坂を外から見た率直なご意見や提言をいただいた。それらを生かして須坂の魅力アップや情報発信に努め、須坂のファンを増やしていきたい」と話している。

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