2016-12-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は18日、今後の市のスポーツ、文化・生涯学習施設の在り方を話し合う2回目の「まちづくりミーティング」を開いた。施設利用者と一般市民の計11人が前回10日に続いて各施設を見学し、関係職員らから現状を聞くなどした。まとめの意見交換では、施設の複合化や、利用の少ない平日昼間の稼働率向上、情報発信・PRの充実を求める声などが出た。
旧小田切家住宅やふれあい館しらふじなど歴史的建物を活用した施設について▽何の施設かよく分からない▽市民が利用できることが知られていない▽土・日曜日・祝日は観光、平日は市民の利用を考えるべき―などが挙がった。
市民体育館や北部体育館などのスポーツ施設は▽平日昼間の稼働率向上の方策を▽図書館やキッズルームなどとの複合施設にすれば親子で利用できる▽冬はウオーキングなどでの利用もできるようにしては―など。
博物館や世界の民俗人形博物館などの文化施設は▽対象が市民なのか観光客なのか▽施設の連携や複合化による充実を▽情報発信、展示演出の充実を▽運営の見直しを―など。
ほかに▽図書館の入り口前へのカフェ開設▽勤労青少年ホーム創造の家は何の施設か分からない▽メセナホールは近隣市町村にPRして利用を促し、費用を一部負担してもらっては―などの意見があった。
市は出された意見を本年度策定するスポーツ、文化・生涯学習施設の「公共施設等総合管理計画個別計画」に反映させる。市総務課では「柔軟な発想でさまざまな意見をいただいた。整理して生かしていきたい」としている。
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