須坂市消防団ラッパ隊ここにあり

2016-10-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 「第25回全国消防操法大会」が14日、長野オリンピックスタジアムで開かれ、アトラクションとして、今夏の県消防ラッパ吹奏大会で優勝した須坂市消防団ラッパ隊が吹奏を披露、会場を埋めた約2万人の大喝采を浴び、須坂の名を全国に轟かせた。
 大会は県内初開催。熊本を除く46都道府県の代表が小型ポンプとポンプ車の2部で日頃の成果を競い合った。
 消防団ラッパ隊は組織化されていない都道府県があるため全国大会は行われないが、2013年11月に東京ドームで開かれた自治体消防発足65周年記念大会では、長野県を中心に全国から選抜された200人(長野県から80人、6県から各20人/県内は須坂市から22人、14市町村から2〜10人)が吹奏した。
 この人数から分かるように、ラッパ吹奏において長野県が全国の中枢を担い、その長野県の中枢を担うのが県大会最多優勝を誇る須坂市消防団。全国から視察に訪れていることが日本一の評価を得ている証でもある。
 当日は指揮者1人、吹奏者15人、打楽器奏者4人の20人編成で、県大会と同じ課題曲5曲と自由曲2曲「アルペンファンファーレ」「ウィリアム・テル序曲」を披露。晴れ舞台を目指して練習してきた成果を存分に発揮して、きびきびとした行動のもと、統一された威勢のいい消防ラッパの音色が響き渡った。
 吹奏を見守った成田統消防団長と宮崎忠男ラッパ長は「東京ドームは混成だったが、今回は単独。素晴らしい出来映えで『須坂市消防団ラッパ隊ここにあり』を全国に示してくれた。県大会よりもレベルが2段階アップしていた。隣で聞いていた他県の人たちがびっくりしていた。このような機会を作っていただいたことに感謝したい」と感激していた。
 また、須坂市消防団音楽隊も開会式や閉会式などで長野市・中野市の両消防団と合同演奏し、大会を支えた。
 なお、須坂市消防団音楽隊の第32回定期演奏会が11月13日午後5時からメセナホールで開かれ、今度は市民に音楽隊の演奏とラッパ隊の吹奏を披露する。

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