須坂市初の認知症カフェ〜須坂市南原町の宅幼老所が開設

2016-10-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市南原町の宅幼老所わくさん家(和久井輝夫理事長)はこのほど、須坂市で初の認知症カフェ「オレンジカフェまゆ」を同施設内にオープンした。
 高齢者の5人に1人が認知症とも言われる中、政府は平成25年に認知症施策推進5カ年計画を策定した。事業の一環として、認知症の人のための「オレンジカフェ」の開設を推進している。
 須高では須坂市認知症の人と家族の会「まゆの会」が活動。「私たちのカフェがほしい」との声を受けて、同会会員で同家開設者の和久井進さんが須坂市地域集い場創造事業の補助を受けて、同施設のログハウスを改装した。名称は家族の会の「まゆ」を使った。
 カフェは認知症の人とその家族、専門職、地域住民の誰もが利用できる。前面のテラスには1テーブル、奥の洋間には2テーブルでピアノ、カラオケセット、ペレットストーブなどを備え、約20人が利用できる。
 当面は毎週火曜日午前10時〜午後3時に営業。コーヒー、日本茶など全て100円で提供。施設周辺には数種類のハーブが植えられ、今後は自家製ハーブティーもそろえる。菓子や漬け物などの差し入れやカンパも歓迎。ボランティアも随時募集。和久井さんは「長年介護事業に携わった経験を生かして和やかな雰囲気を出したい。今後は週3日の営業を目指す」と話す。和久井さん☎090-1828-0518。

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