スムージー6種類を開発〜地元産果物や野菜を使用

2016-10-08 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市はこのほど、「健康長寿発信都市『須坂JAPAN』創生プロジェクト」の一環として、主に須坂産の野菜や果物を使った飲み物、オリジナルスムージー6種類を開発した。市民などにPRして健康づくりに生かすと共に、市内の飲食店などに提供を呼びかけ、活性化につなげたい考えだ。
 スムージーは、凍らせた野菜や果物をミキサーでジュース状にしたもの。凍らせない代わりに氷を使う場合もある。食材を生のまま効率的に摂取できることなどから、人気を集めている。
 オリジナルスムージーは、市内在住のシニア野菜ソムリエNAHOさんの監修で、疲労回復や美肌などのテーマを設けて作った。2〜4種類の食材を使い、味や見た目にも配慮した。
 アンチエイジング(抗加齢)をテーマにした「大地の輝きスムージー」は、リンゴ、バナナと、豊丘などで栽培されているケールを使った。抗酸化やがん予防効果などが期待できるという。ケールの苦味を、リンゴとバナナで和らげている。
 疲労回復をテーマにした「甘酒レッドスムージー」は、プラムとプルーン、甘酒を用いている。疲労の原因とされる乳酸を分解すると共に、体内がアルカリ性になり、血流が促進されるという。甘酒は飲む点滴と言われている。ほどよい酸味のさわやかな味。
 市はオリジナルスムージーを提供する飲食店を増やすことで、大きさや形などの問題で市場に出荷できないものを含めた、地元農産物の販路拡大にもつなげたいとしている。
 市内にはすでに甘酒を使ったスムージーを提供する店があることから、そうした店とも協力しながら普及を図る考え。
 6種類のスムージーのレシピは、レシピサイト「クックパッド」の市公式ページなどで公開している。
 市健康づくり課では「須坂の畑がそのままスムージーになったイメージ。須坂産の果物を多く使い、飲みやすくなっている」と話している。

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