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発生と負傷者、県は減少も須高は増加〜秋の交通安全運動

2016-10-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　30日まで繰り広げらた秋の全国交通安全運動に合わせて、須坂警察署や須高交通安全協会は関係機関と連携して各種活動を実施。須坂市では26日朝、須坂長野東インターチェンジ入り口交差点周辺で「交通安全人波作戦」を行い、約80人がのぼり旗を掲げ、通行車両に啓発チラシや北陸コカ・コーラボトリング長野支店提供の飲料などを配って、注意を呼び掛けた。
　須高では27日（271日目）現在、163件の人身事故が発生、死者1人、負傷者193人を数える。前年同日に比べて件数は12件（7.9％）増加、死者は同数、負傷者は23人（13.5％）増加。
　市町村別では▽須坂市＝発生131件で11件増、死者1人で1人増、負傷者156人で21人増▽小布施町＝発生24件で1件増、負傷者28人で1人増▽高山村＝発生8件で同数、負傷者9人で1人増。
　発生の類型別で、増加は▽女性が第一当事者＝74件で13件増▽交差点＝99件で12件増▽若年者が第一当事者＝23件で7件増▽二輪車＝9件で5件増▽高校生＝12件で5件増―など。減少は▽速度起因＝12件で10件減▽週末＝34件で6件減▽夜間＝26件で6件減▽歩行者＝15件で3件減―など。
　県内では27日現在、発生（5,846件）は8.4％減少、負傷者（7,295人）は7.8％減少しているが、須高は発生・負傷者とも逆に増加している。
　県内22警察署で、発生の増加は須坂署を含め5署、負傷者の増加は須坂署を含め8署のみ。須坂署交通課では「運転者も歩行者も心や時間にゆとりを持って行動してください」と呼び掛けている。