須坂市ソフトボール協会〜小学生ソフトボール大会を新設

2016-05-28 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 須坂市ソフトボール協会は新事業として、8月7日に県民須坂運動広場で「須坂市小学生ソフトボール大会」を開く。昨年度まで須坂市子ども会育成連絡協議会が夏休みに開催していた育成会対抗の少年球技大会(ソフトボール・ドッジボール)が今年度から新たな大会としてドッヂビー交流会に変更したことを受け、ソフトボールをやりたい子どもたちの希望をかなえてあげようと受け皿の大会を立ち上げた。 ソフトボール協会では、少年球技大会の取り止めが決定した時点で「参加チームが2ケタあれば、新たにソフトボール大会を開くことは可能」という意向を示していたが、市子ども会育成連絡協議会(事務局・市教育委員会子ども課)が実施した各町育成会長へのアンケートではソフトボール大会に参加したい希望は7〜8町で、このままでは須坂市での小学生のソフトボール大会は消滅する危機にあった。
 その後、子どもたちのために何とかしようと、関係者の話し合いが持たれ、ソフトボール協会が主催、市、市子ども会育成連絡協議会、市体育協会が後援して、参加チーム数に関わらず大会を開催することを決定した。
 少年球技大会は参加チームが各2試合行う親善大会だったが、新大会では優勝を争うトーナメント方式を採用する。
 子ども会育成連絡協議会の今年度会長の山岸秀樹さん、事務局の市教委子ども課の田中雅明さんは「50年続いた少年球技大会の参加チームは最盛期の半分以下になり、1年間の話し合いや関係者への聞き取りを経てドッヂビー交流会という新たな選択をした。一方でソフトボールをやりたい子どもたちも大勢いると聞いている。今回のソフトボール協会の英断に感謝したい。子どもたちも喜んでいると思う。今後もできるかぎり支援したい」。
 また、市ソフトボール協会の北沢正啓会長は「東京オリンピックではソフトボールが採用される見通しで、注目が集まっている。ソフトボールをやりたい子どもがいる以上、その夢を実現させてあげたかった。小学生ソフトボール大会の伝統を消してはならないし、子どもの大会は必ず未来につながると思う。ぜひ多くのチームに参加していただき、元気なプレーを見せてほしい。優勝チームにはメダルの授与も考えている」と話している。
 なお、第1回須坂市小学生ソフトボール大会の参加募集は6月15日が締め切り。各町育成会単位が原則だが、児童数減少などの理由によっては複数町のチームも可。男女混合、女子のみの参加も可。7月5日に監督会議を開き、組み合わせ抽選を行う。申し込み・問い合わせは事務局の水本篤男さん☎090-5324-2002、FAX026-245-3728まで。

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