2016-04-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の竜の里須坂健康マラソン全国大会実行委員会は、再来年の第30回大会から、ハーフマラソンの部を導入したい考え。このほど、実行委員会事務局や、スポーツ団体、須坂警察署など関係者約20人が出席して、創造の家で第1回検討委員会を開いた。
竜の里須坂健康マラソン全国大会は、市や市内の各種団体などでつくる実行委員会が主催して毎年10月に開催している。県民須坂運動広場を発着点に、北信濃くだもの街道を走るランニングと、蔵のまち並みを歩くウオーキングを行っている。
ランニングの種目は15kmの部が最長で、昨年はほかに2.5km、5km、10kmの部を実施した。参加者は平成20年ごろの約2,700人をピークに減少傾向にあり、昨年は約2,200人だった。
事務局の市生涯学習スポーツ課によると、以前もハーフマラソン導入を検討したが、コース設定や交通規制などの問題で、実現しなかったという。
参加者や関係者からハーフマラソンを求める声が根強く、また、さらなる魅力アップのため、第30回の節目に合わせて導入を目指すことに。
一方で、近年のランニングブームで各地でマラソン大会が増えている。ハーフマラソンは、昨年は県内で約20大会、そのうち、10月に8大会が行われた。
第1回検討委員会では、ハーフマラソン導入に対してほとんどの出席者が賛成した。今後、コンセプトやコース設定などを話し合い、本年度中に概要をまとめたい考え。
同課では「いかに須坂らしさを出し、魅力あるコース、大会にするか。課題をクリアして導入できるようにしたい」と話している。
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